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ExcelでのTemporal Dominance of Sensations (TDS)

25/09/2018
このチュートリアルは、XLSTAT統計アドオン・ソフトウェアを用いてExcel内で経時的優位感覚(TDS:Temporal Dominance of Sensations) 分析を実行する方法を説明します。

XLSTATを用いてExcel内でTDS分析を実行するデータセット

我々は4個の製品を8個の属性(特性)で25人の審査員が評価したシミュレーション・データを使用します。データは、“誘出(Elicitation)”形式ともいう非バイナリ形式です。これは、 データが垂直的に構成されており、各行が製品評価の際に審査員がある新しい属性を優位としてマークした瞬間を示します。各評価の開始と終了は、それぞれ開始属性と停止属性で符号化されています。
優位(Dominance)とも呼ぶバイナリ形式 (0: 非優位属性, 1: 優位属性)もXLSTATで許可されています。
このチュートリアルで使用するデータと結果のExcelシートは、こちらをクリックしてダウンロードできます。

このチュートリアルの目的

このチュートリアルでの我々のゴールは、パネルが評価する製品のリストに関する優位属性を時間の関数として識別することです。

XLSTATによるTDSのセットアップ

To conduct a TDS分析を開始するには、XLSTAT – 官能データ分析 / 経時的優位感覚 (TDS)をクリックしてください。
XLSTAT Sensory menu

一般 タブで、まず誘出形式を選択します。TDSデータ フィールドで、時間を記録した列を選択します。そして、審査員製品属性のフィールドで、それぞれ審査員、製品、属性のリストを格納する列を選択します。 最後に、開始 と 停止の属性をデータセット中に現れるのと同じように挿入します。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations dialog box general tab
オプションタブで、適用したい標準化のタイプを選択します。我々の事例では、我々は 標準化を選択します。これは、すべてのテストが同じ瞬間に終わるように時間がシフトされることを意味します。左-右 標準化は、優位属性のないタイム・スタンプが除去されることを意味します。確率限界より上に適用したい有意水準も選んでください。確率限界は、属性の数の逆数として定義されています。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations dialog box options tab
OK をクリックする計算が始まり、結果が表示されます。

XLSTATによるTDS分析の結果の解釈

最初の表は、製品および属性ごとの優位率を時間の関数で示します。我々は、標準化を選択したので、時間尺度が下図のように 100 列で再標本化されました。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations results - dominance rate table
次に、評価された各製品ごとのスムージングされたTDS曲線が見られます。ある属性の対応する曲線が各プロットの有意限界よりも上にある場合、その属性が有意に優位であると見なされます。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations results - TDS curves
製品 P1では、実験の前半は明らかに  salty(塩味)属性が優位だと気づきます。 そして、後半は acid (酸味)属性に移ります。

有意水準が明確に見えないような状況があるかもしれません。それは、評価に多数の属性が存在している場合、または複数の曲線が有意水準に近い場合に生じ得ます。

下図に示すBands Yes/no (帯域 Yes/no)と名付けたグラフは、もう1つの表示を提供します。 ここでは、有意な優位属性のみが時間の関数として表現されます。もしある時間に複数の属性が有意であれば、それらのすべてが表示されるように、色づけされたゾーンが複数の帯域(バンド)に分割されます。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations results - Bands

下図のBands by attributes (属性ごと帯域)と名付けたグラフも、分析中に有意として検出された属性を表示します。ただし、今度は、有意な各属性が専用のラインで明確に他から分離されています。

XLSTAT Temporal Dominance of Sensations results - bands by attribute

参考文献

Galmarini, M. V., Visalli, M., & Schlich, P. (2016). Advances in representation and analysis of mono and multi-intake Temporal Dominance of Sensations data. Food Quality and Preference.
Monterymard, C., Visalli, M., & Schlich, P. (2010). The TDS-band plot: A new graphical tool for temporal dominance of sensations data. In 2nd conference of the society of sensory professionals (pp. 27–29).
Pineau, N., Cordelle, S., & Schlich, P. (2003). Temporal dominance of sensations: A new technique to record several sensory attributes simultaneously over time. In 5th Pangborn symposium (p. 121).
Pineau, N., Schlich, P., Cordelle, S., Mathonnière, C., Issanchou, S., Imbert, A., Rogeaux, M., Etiévant, P. and Köster, E. (2009). Temporal Dominance of Sensations: Construction of the TDS curves and comparison with time–intensity. Food Quality and Preference, 20(6), pp.450-455.
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