コンピュータ・ネットワーク内へのXLSTAT コンカレント・ライセンスのデプロイメント(展開)
XLSTAT のネットワーク・ライセンスは、システム・アドミニストレータが集中的にソフトウエアのアクティベーションを管理することを可能にします。サイレント・インスト―ラの遠隔デプロイメントと組み合わせて、組織のネットワークの一部であるワークステーション上で、XLSTATのずべてのインストレーション、アクティベーションおよびアップグレードを簡単に取り扱うために使用できます。
このドキュメントは、関連するタスクを通してガイドします。
ネットワーク・ライセンスへのイントロダクション
もしコンカレント・ライセンスの動作方法や、XLSTATでそれがどのように行われるかの詳細に慣れ親しんでいない場合は、XLSTATネットワーク・ライセンス・ガイドをお読みください。
動作要件
まず、ライセンス・サーバーがプライベート・ネットワーク上でデプロイされており、したがってインターネットに晒されていないことを推奨します。ただし、リモート・デバイスのライセンシング・サービスへのアクセスを許可する目的でVPN ネットワークが使用できます。
ネットワーク・サーバーのインストレーションは、Windows Sereverの64ビット・バージョンで行われるべきです。詳細は、こちらの技術的要件を参照してください。
サーバーは、TCP ポート 7070 (デフォルト)上でライセンスを提供します。したがって、XLSTATクライアントは、 そのポートでサーバーに到達できます。
ライセンス・サーバーのインストール
XLSTATライセンス・サーバーのインストールとアクティベートを開始します。
これは次のガイドでカバーされています: XLSTATネットワーク・コンカレント・ライセンスでXLSTATサーバーをインストール.
アクティベーションのパートで、上記のガイドに説明されたコマンド・ライン手順を続けるか、我々のグラフィカル・ユーザー・インタフェースを使用することができます。こちらにインストラクションがあります: ライセンス・サーバー・リモート・アドミニストレーション・ツールへのイントロダクション。
XLSTATクライアントのインストール
XLSTATクライアントの2とおりの方法でインストールできます:
-
r従来のグラフィカル・インストーラをワークステーションで直接実行した後、ライセンス・サーバーに接続するようにXLSTATを設定することができる。
-
下記を一度にできるデプロイメント・インスト―ラ (.msi) :
* サイレントの方法でXLSTATをインストール
* ライセンス・サーバーに接続するための事前設定
従来のインスト―ラ
従来のインストレーションは、このガイドでカバーされています: XLSTATクライアントのインストールとライセンス・サーバーへの接続.
これはMacクライアントでのみ利用可能な方法であることにご注意ください。
Windows ワークステーションでのデプロイメント
デプロイはMSIインストーラーを使用して行うことができます。それらの使用方法は、以下のガイドで説明されています。WindowsでのXLSTATサイレント・インストール.
必ず開始前のセクションをお読みください。
利用可能なオプションの詳細については、ガイドの Customizing the installation セクションにある表を参照してください。
自動デプロイメントを行うには、2つのオプションがあります。
1. 1つのコマンドで、XLSTATのインストールとライセンス認証が行えます。
このオプションは、コンピュータの現在のセッションに対してのみライセンスを有効にします。
使用するコマンドは以下のとおりです。
msiexec /i pathto\installer.msi ALLUSERSSETTINGS=1 SERVERHOST=address_of_your_server SERVERPORT=7070
address_of_your_serverは、サーバー名またはIPアドレスに置き換えてください。
サーバーポートを別のものに定義している場合は、変更可能です。
2. インストールとアクティベーションを別々に行い、2つのコマンドを使用する。
この2番目のオプションは、(1つのセッションだけでなく)コンピュータ全体でライセンスを有効にする必要がある場合に必要になることがあります。
インストール:
msiexec /i pathto\installer.msi ALLUSERSSETTINGS=1
アクティベーション:
xlc network connect address_of_your_server -global
address_of_your_serverをサーバー名またはIPで置き換えてください。
-globalオプションを使用しない場合、コマンドを使用する現在のユーザーに対して接続が行われます。
ワークステーションをサーバーに接続するためのスクリプトを作成したい場合は、この [ガイド] の xlc network commands のセクションを読んでください (link:b1c3aeea-d3c0-4bc6-9e19-bc1370156b7b).
ライセンスの更新またはサーバー・ソフトウェアのアップグレード
まず、これを実行するのは、現在ライセンス・サーバーに接続されたXLSTAT クライアントがない ときのみであることに注意してください。
もしライセンスを更新して、サーバー上でそれをアップデートしなければならないか、または XLSTAT ライセンス・サーバー・ソフトウェアのより新しいバージョンにアップグレードする必要があるなら、対応するガイドを参照してください: サーバーのライセンスをアップグレードまたはアップデート.
両方とも、ワークステーションにインストールされたXLSTATクライアントでの介入は必要ありません。
XLSTATクライアントのアップデート
XLSTATネットワーク・ライセンスは、XLSTATの最新アップデートへのアクセスを提供します。貴社のユーザーがリリースされたばかりの新しい機能を必要とする場合、次の方法でクライアントをアップグレードできます:
-
弊社のグラフィカル・インスト―ラでインストールした場合は、ワークステーション上で直接新しいバージョンのインストーラを立ち上げてアップデートするだけです。
-
Windowsワークステーション上でXLSTATをデプロイした場合は、新しいバージョンのMSI ファイルもデプロイして、コマンド
msiexec /i path\to\installer.msi からアップグレードできます。<strong>アップデート</strong>にはそれ以上のオプションは必要ありません。
トラブルシューティング
ここで説明したプロセスのどれかで問題に直面した場合は、トラブル・シューティング・ガイドを参照してください。
この記事は役に立ちましたか?
- ウイ
- いいえ