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ExcelでのTCATAデータの分析

このチュートリアルは、XLSTATソフトウェアを用いてExcel内でTCATAデータの分析 を計算して解釈する方法を説明します。

TCATAデータ分析のためのデータセット

データと結果のExcelシートは、このチュートリアルの最初のリンクをクリックしてダウンロードできます。

ここで使用するデータは、30秒間の6個の属性を用いて、50人の審査員が6種類のオレンジジュース(製品)を評価しているTCATA実験からのデータです。このチュートリアルでは、データセットは0から20秒までの3製品のみの研究に縮小されました。

これらのデータは、Ares et al. (2016). Comparison of TCATA and TDS for dynamic sensory characterization of food products. Food Research International, 78, 148-158で正確に記述されています。

このチュートリアルの目的

ここでの目的は、さまざまな製品の官能特性を経時的に記述し、製品間の違いを強調することです。

この目的のために、我々はXLSTATの TCATA機能を使用します。このツールは、製品を特徴づける曲線を表示して、それらの官能特性をよりよく理解できるようにします。設定の後に、出力の解釈が続きます。

XLSTATでのTCATAデータ分析のセットアップ

XLSTAT / 高度な機能/ 官能データ分析/ TCATA コマンド(下図)を選択してください。 TCATA ダイアログ・ボックスが現れます。

一般タブで、TCATA データ (列 D から X) がバイナリ形式なので、バイナリ形式を選択します。これは、各行(製品/評価者/属性の組み合わせ)に対して、サイズ21(0から20秒)のバイナリ・ベクトルが、属性が時刻tに選択された場合は1、それ以外は0の組み合わせを特徴付けることを意味します。変数ラベルオプションが選択されているので、TCATA データ選択 (0/1) の最初の行は。時間ベクトルとみなされます。そして、審査員製品属性フィールドで、それぞれ列A、B、Cを選択します。 チャートタブで、以下のオプションを有効にします:

XLSTATを用いたExcelでのTCATA データ分析の結果の解釈

最初の興味深い結果は、データを確認するための要約表です。

3個の製品が50人の審査員によって6個の属性に基づいて、0から2秒の間で評価されたことがわかります。

そして、各製品の各属性に関する引用(言及)割合の棒グラフが表示され、これはさまざまな属性による製品の評価の最初の知見を与えます。

そして、平滑化された引用割合の曲線が、各製品について有意基準線つきで表示されます。 このチャートは、製品2での各属性の引用割合を示します。破線は、関連する属性について、他のプールされた製品の有意基準線に対応しています。有意基準線が表示されているとき、対応する属性曲線は極太線で表示されます。 ここでこの事例では、一緒にプールされた他の製品と比較して、時間7から時間20でこの製品で、Orange flavour が有意により多く存在することがわかります。一方、Off flavour は、この属性の曲線が有意基準曲線を下回っているため、時間14から時間20で他の製品と大きく比較されます。

そして、製品間の引用割合での有意差のチャートが、各製品の対で表示されます。

このグラフは、たとえば、時間7から20の間のSweetness 属性の引用割合が製品2と比較して製品1で有意に低いことを示しています。しかしながら、時間16から20の間のOff flavor属性の引用割合は、製品2と比較して製品1で有意に高いです。

最後に、CAからの製品軌道のチャートが表示されます。

このチャートは、たとえば、チャートの右側の製品2が、Orange flavour と sweetness 属性に関連していることを示します。また、製品1は最初に Sweetness 属性とOrange flavor で特徴づけられる傾向があるのですが、その後はむしろOff flavor 属性で特徴づけられることも見て取れます。これらの結論は、上記の製品曲線のチャートで見ることができます。

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