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Excelでの変数評価チュートリアル

このチュートリアルは、XLSTATソフトウェアの変数評価ツール を用いて同じタイプまたは異なるタイプの変数間の関係を調査する方法を説明します。

変数評価を実行するためのデータセット

データはアンジェ(フランス)で実施された医学的管理プロジェクトのために収集されました。正確には、 地元の教育病院の医師が、2000年と2002年の間の100人の患者のいびきの状態を調査しました。

変数評価に関するこのチュートリアルの目的

目的は、XLSTATの変数評価機能を用いて、データセットのさまざまな変数の間の可能なリンクを調査することです: 4個の量的変数 Age, Weight, Size, Alcohol および 2個の質的変数 GenderSnoring

変数評価 機能は、同じタイプまたは異なるタイプの変数間のリンクを調査することを可能にします。このチュートリアルは、デモ・ファイル中の5個のシートに関係する5つのパートがあります。変数間の関係性の調査に応じて、そしてこれらの変数の性質(量的なたは質的)に応じて、異なる結果が存在します。

XLSTATでの変数評価のセットアップ

XLSTATを開いて、データ記述 / 変数評価 を選択してください(下図)。 ボタンをクリックすると、変数評価ダイアログ・ボックスが現れます。 そして、Excel シートでデータを選択できます。

1. 量的変数間のリンク

最初に、量的変数 Alcohol (評価する要素) と他の3個の量的変数 Age, Size および Weight (評価要素)の間の関係性を調査します。p値の昇順で結果を表示するように選びます(これは他の事例でもあてはまります)。 OKをクリックすると計算が始まります。そして、 Variables characterizationと名付けられた新しいシートに結果が表示されます。 5%のしきい値よりも低いp値はないので、ゼロ相関の仮説を棄却することができません。したがって、変数 Alcohol は変数 Weight, Size および Ageと関係していないと結論づけることができます(訳者注:正確には「関係しているとは結論づけられない」となる)。

2. 質的変数間のリンク

2番目のパートでは、質的変数Snoring (評価する要素) と他の2つの質的変数 GenderTobacco (評価要素)の間の関係性を調査します。 OKをクリックすると計算が始まります。そして、結果が表示されます。 変数 Gender に関係するp値が5%のしきい値よりも低いので、変数 Snoring と変数 Genderの間にリンクがあると結論づけできます。しかしながら、変数 SnoringTobacco は独立であるようです (p値>5%)。

3. 量的変数と質的変数の間のリンク

3番目のパートでは、量的変数 Alcohol (評価する要素) と他の3つの質的変数 Gender, Tobacco および Snore (評価要素)の間の関係性を調査します。 OKをクリックすると計算が始まります。.そして、結果が表示されます。 下の結果が、“Variables characterization2” タブに格納されています。 3個のp値が有意度のしきい値5%よりも低いので、量的変数 Alcohol と3個の質的変数の間にリンクがあると結論づけできます。

4. 量的変数とカテゴリの間のリンク

4番目のパートでは、量的変数 Alcohol (評価する要素) と質的変数 Gender のカテゴリ(評価要素)の間の関係性を調査します。 OKをクリックすると計算が始まります。そして、結果が表示されます。 下の結果が “Variables characterization3” タブに格納されています。 p値と検定値は、男性 (SEXE-0) が平均よりも高いアルコール消費を持つことを示しています。一方、女性 (SEXE-1) は平均よりも低いアルコール消費を持ちます。

5. 異なる質的変数のカテゴリ間のリンク

最後のパートでは、質的変数 Snoreのカテゴリ (評価する要素) と質的変数 Gender および Tobacco のカテゴリ(評価要素)の間の関係性を調査します。 OKをクリックすると計算が始まります。そして、結果が表示されます。 下の結果が、“Variables characterization4” タブに格納されています。 いびきのある人々 (Snoring-1)の間で、男性 (SEX-0) が女性と比較して多く存在することがわかり、この差は有意であるとみなされます。また、喫煙者はいびきに影響していないこともわかります。

結論

上記の分析は、異なるタイプの変数の間のリンクをどのように調査できるかろ示しました。結果からさまざまな結論が導かれます。たとえば、アルコール消費と性別の間の強いリンク、いびきと性別の間の強いリンクがありましたが、いびきと喫煙の間には有意なリンクがないことがわかりました。

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