XLSTATによるフィルタされたExcelデータの分析
このチュートリアルは、XLSTATソフトウェアを用いてフィルタされたExlcelデータでの統計解析を実行する方法を説明します。
このチュートリアルの目的
データは、月次平均で人々がオンライン・ショッピングで費やす金額に関する調査の結果を表します。行が回答者に対応し、列が費やす金額および属している年齢グループに対応します。
ここで、我々は調査の回答者の記述統計を計算しようとしています。我々は、回答者のより若いグループに注目するので、まず我々はExcelのフィルタ・オプションを用いて>45の年齢グループを抽出し、XLSTATを用いて分析を実行します。
Excelでデータをフィルタ
Excelスプレッドシートのデータ・メニューの並べ替えとフィルター・グループで、フィルターをクリックしてください。
列ヘッダに矢印が現れます。 Age classの横の矢印をクリックしてください。特定の年齢グループを選択外にするために、 >45 の横のチェック・ボックスをクリックしてください。そして、OKをクリックしてください。
XLSTATによるフィルタされたExcelデータでの分析を実行
XLSTATを開くと、下図のように XLSTAT / データ記述 / 記述統計 cコマンドを選択してください。
記述統計 ダイアログ・ボックスが現れます。
一般タブで、量的データ・フィールドで列 B を、副標本フィールドで列 A を選択します。OKをクリックしてください。
新しいウィンドウがポップアップします(下図)。フィルタされた表で計算を実行するために、ボタン 1 をクリックしてください。
age class >45 が表とXLSTAT のグラフ出力から正しく抽出されます。記述統計のより詳細は情報は、平均、中央値、標準偏差などのチュートリアルを参照してください。
同様に、フィルタされたデータ・テーブルで、あらゆるデータ解析手法を実行できます。XLSTATメニューから適切な機能を選択し、データをフィルタリングしたら、ダイアログボックスを設定して計算を開始します。
注意: フィルタされたデータを分析する能力は、現在、ほとんどの主要なXLSTAT 機能 (たとえば、ANOVA、ヒストグラム、正規性検定、PCAなど)プラス、いくつかの高度な機能 (たとえば、コンジョイント分析、Mann-Kendall、ランダム・フォレストなど)で利用可能です。
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