ExcelでのRV係数検定チュートリアル
このチュートリアルは、XLSTATを用いてExcel内で2つの行列の間の関連性を検定するために、 RV係数 を計算して解釈することを支援します。 お探しの統計的検定がこれかどうか不確かな場合は、 このガイド を確認してください。
XLSTATでRV係数検定を実行するデータセット
このチュートリアルで使用するデータと結果を含むExcelシートは、 こちらをクリックしてダウンロードできます。
この事例で使用するデータは、12種類のクランベリー・ジュースが2人の官能パネルによって評価された調査です。 各パネルは、自身の言葉で製品を評価します。パネル FR は 6 個の属性を用い、パネル CA は 7 個の属性を用いました。データはPCAの方法で分析されました。
このチュートリアルの目的
このチュートリアルの目的は、2つのPCAで収集された情報がどれぐらい類似しているかを評価することです。
XLSTATでのRV係数検定のセットアップ
XLSTATを起動すると、仮説の検定 / 相関/属性相関の検定 / RV係数を選びます。
一般タブでは、行列 A のデータ・フィールドで1番目の量的データセット(変数のみ)を選択して、行列 B のデータ・フィールドで2番目のデータセットを選択します。
オプションタブでは、選択された変数に関するユーザー定義オプションを選択し、下限フィールドに 1 を上限フィールドに 5 を入れます。
OK ボタンをクリックして、続くダイアログ・ボックスで継続ボタンをクリックします。
XLSTATでのRV係数検定の結果の解釈
表は、選ばれた次元の系列(すなわち、最初の変数、最初の2つの変数、最初の3つの変数など)でのRV 係数を表示します。 RV係数とともにXLSTATは、修正済みRV 係数、標準化RV係数、RV 係数の分布の平均と分散、そして対応するp値を表示します。
RV 係数が 1 に近いほど、行列はより類似しています。p値が低いほど、RV 係数は0からより異なります。
棒グラフは、 RV 係数を可視化します。カラーコードは、e RV係数が0から有意に異なるか、あるいは有意水準か(0.001か 0.01 か 0.05か)を素早く確認できるようにします。.
この記事は役に立ちましたか?
- ウイ
- いいえ