Excelでのセンサリー・ホイールのチュートリアル
このチュートリアルは、XLSTATソフトウェアを用いてExcelでセンサリー・ホイールをセットアップして解釈することを支援します。
このセンサリー・ホイールの目的
このチュートリアルの目的は、Excelスプレッド・シートに格納されたさまざまな属性に基づき、coffeeandhealth.orgのこの論文で掲載されているコーヒーのテースターのセンサリー・ホイール(官能環)の伝統的バージョンを再構築することです。いったんそれが描かれると、センサリー・ホイールは、さまざまな正確さの水準で特定の製品を特徴づけることにとても役立ちます。
Excelでセンサリー・ホイールを描くためのデータセット
データと結果のExcelワークブックは、下記のボタンをクリックしてダウンロードできます:
データをダウンロード
使用されているデータは、Specialty Coffee Association of Americaからの Coffee Flavour Wheel を掲載しているこの論文 で見ることのできる属性です。データは、2種類のフォーマットで利用可能で、両方とも XLSTAT のセンサリー・ホイールの機能で入力として導入できます:
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ワードのリストフォーマット。このフォーマットは、34個の最も特殊な属性のみを含み、その属性はホイールに中心から最も遠いところに表示されるそれです。このフォーマットは、センサリー・ホイールが描かれると、そのより低いレベルを手動で編集することが必要です。
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分類表フォーマット。このフォーマットは、最も一般的なレベル(レベル1)から最も特殊なレベル(レベル4)まで、さまざまなレベルの属性を表示します。このフォーマットは、典型的な階層構造でセンサリー・ホイールを自動で提供します。
我々は、2つのデータ・フォーマットのそれぞれに基づいて、ホイールを描く方法を示します。
ワードのリスト・フォーマットを用いたセンサリー・ホイールの描画
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XLSTATを開くと、下図の示すXLSTAT / 官能データ分析 / センサリー・ホイール コマンドを選んでください。
1. センサリー・ホイール・ダイアログが現れます。
ワードのリストフォーマットを選んで、ワードの表.の下で対応するデータを選択してください。 1. オプションタブでは、水準(レベル)の数を 4に設定します。
1. OKをクリックします。
センサリー・ホイールが現れます。
中心から外側の円の各セクターは、単一の属性にリンクされており、4つのレベルに分割されています。
そして、要求される階層構造に達するように、ホイールのより低いレベルを手動で編集することができます。たとえば、floral と fragrent をレベル3で flowery に併合してみましょう。ホイールのどこかをクリックしてください。
XLSTAT-MXM.dll ファイルを信頼するかどうかを訊くメッセージが表示されるかもしれません。もし、それが起きたら、「はい」をクリックしてください。
下図のダイアログ・ボックスが現れます。下図に示すように記入してください:
適用、そして閉じるをクリックしてください。下図のように、併合された結果を見ることができます:
ここで、分類表の形式で、より完全なデータセットからセンサリー・ホイールを描くことに、話題を切り替えます。
分類表フォーマットを用いたセンサリー・ホイールの描画
XLSTAT / 官能データ分析 / センサリー・ホイール コマンドに戻り、以下のように一般ダイアログ・ボックスを記入します:
OKをクリックします。
センサリー・ホイールの解釈
階層構造を伴う完全なセンサリー・ホイールが現れます。
これは、コーヒー・テースターによって、ホイールの中心から外側の部分へのさまざまなレベルの特異性でコーヒーのサンプルを評価することに使用できます。
この論文 は、センサリー・ホイールの解釈でのより多くのヒントを提供します。
PS: セクションの幅は、ダイアログ・ボックスの一般タブで 導入される追加の度数の列を用いてコントロールできます。
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